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「dodocool Hi-Res イヤホン」レビュー!低価格でハイレゾ相当環境を実現する

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低価格の有線イヤホンでハイレゾ相当の再生環境で音楽が堪能できる「dodocool Hi-Res イヤホン」を試してみてわかった事。おもわず8年ぶりの宇多田ヒカルのニューアルバムの購入を決意する音質の良さ!

このページの目次

注意:ハイレゾといっても定義は広い

誤解のないようにハイレゾイヤホンだから音がハイレゾになる訳ではないという事は、いぜん「えせレゾ・偽レゾ」の検証で動画でお伝えしたので参考に

だから先に言っておく、私はハイレゾ信者ではない!m9( ゚Д゚) ドーン

それを踏まえて、この「dodocool Hi-Res イヤホン」のスペックを確認してみると
24bit/45kHz・・ん?ハイレゾの定義では24bit/48kHzだったはず(;´・ω・) という事で

ここからは、「ハイレゾ相当のイヤホン」という解釈でレビューしていきます

かわった形状のイヤホンでカナル式

先端はシングルフランジのカナル式で形状がちょっと変わってますが、この外側にウイングのように出っ張る部分が意外と掴みやすくイヤホンの装着/取り外しが容易になってます

dodocool Hi-Res イヤホン 形状 カナル式イヤホン

付属物はSとLのイヤーピースです。私が持っている他のイヤホンピースと違い、S・M・Lのサイズ差が比較的大きいので、しっかりと調整したほうがいいです。試しに最初についていたMサイズからSサイズに変更したら音質がすかすかして低音が聞こえなくなり、高音がとがった音になってしまったので・・このイヤホンの評価が大きく変わるポイント、ハイレゾ以前の問題です

LサイズとMサイズを見てもわかるとおり、明らかにカサの開きが違い、重低音の響きが変わってくるので、このイヤホンの本当の性能はM・Lで確認しないとわからないと思います

dodocool Hi-Res イヤホン イヤーピースサイズの差が大きい

イヤホンを付けている時に、ケーブルがだら~・・となるのが嫌な人に地味に嬉しいまとめスリーブがついてます。最短に短くすると、右側のリモコン位置まできゅっとしまり、ハンズフリー通話時にマイクが口元に近くなって集音性が上がります

dodocool Hi-Res イヤホン スリーブでケーブルのたるみを調整

リモコン操作ボタンは1つだけなので、音楽再生時、通話時、スマートフォンに接続している時の状況にあわせてボタンを押す回数や長押しを覚えましょう

dodocool Hi-Res リモコン操作

  • 音楽再生時
    • 1回クリック:再生/停止
    • 2回クリック:次の曲
    • 3回クリック:前の曲
  • 通話/電話待ち受け時
    • 1回クリック:応答
    • 2回クリック:切断
    • 長押し:応答拒否
  • その他
    • 3秒長押しでIPHONEにつないでいる場合siriが応答します

「20~45000Hzの周波数に対応」と製品サイトには書かれてましたが、付属されている説明書には、ハイレゾ対応はおろか、24bitという表記すらありません。ただ仮に45000hz=24bit/45khzの性能だったとしても・・

日本ハイレゾ協会?のハイレゾ認定基準は「24bit/48khz」

おしい(;´・ω・)あと3khz足りなかったね

音質はどうか?について宇多田ヒカル新アルバム曲でチェック!

基本的に音質をチェックする時、ドガシャカするバンドやデジタルテクノ系はダメ、という事で、しっとりボーカルで表現の幅を広げてくれる宇多田ヒカルの8年ぶりの新アルバムの楽曲を使って検証

ハイレゾに対応してるか?の線がかなり怪しい感じになってきましたが
イヤホンとしての性能に問題がなければ良い訳です( ̄▽ ̄)

検証方法:ハイレゾ曲を聴くならMEDIAGOをダウンロード

MEDIAGOはフリーダウロードできる音楽再生ソフトで、ハイレゾ音源の曲がたくさんあります。ただ、ハイレゾの定義は広く、過去にCD用にレコーディングされた曲をアップスケーリングで無理やりハイレゾにしてるものもあるため、やはり新たに収録された楽曲ならハイレゾ間違いなし!の宇多田ヒカルを検索・・するまでもなく、横に宣伝バナーでとったw

ハイレゾ音源(flac)と通常音源(AAC)で聴き比べてみた

mediago ウタダ

宇多田ヒカルの曲はハイレゾ音源(flac)と通常音源(AAC)の両方で販売されていて、どちらもサンプルで視聴が可能なので、イヤホンはベスポジ(耳穴サイズ・角度良し)をキープしたまま切り替えて聞いてみた

ここでワンポイント:再生環境をチェックしよう

曲の音源はハイレゾでも再生する環境がハイレゾを再現できなければ意味がないので、PCのイヤホンから再生される音源をチェック

PCハイレゾ再生環境

うむ( ̄ー ̄)とりあえず、再生環境に問題はないのでチェック開始

結論:・・違いがわからんレベル

宇多田ヒカルの「道」をflacとAACで聴き比べてみたけどまったく違いがわからん。エイジングもあるだろうから、しばらくいろんな音楽を聴いてから、再度チェックしてみても・・どっちがどっち?(;´・ω・)
※もちろん、宇多田ヒカルの曲はどっちも良いw

最初はどっちも音質がこもるような印象だったけど、エイジング効果か、徐々にこなれてきて音のこもりが消えて、低音もバスドラムの重低音から重みのあるウッドベースまでしっかりと聞き分けできる感じでした。

ポイントは「音量を高く」するほど、高音も低温も全体が
バランスよく能力が解放される感じ(音量低いとダメ)

試しにスマートフォン(IPHONE SE)にも接続して
プライムミュージックを聴いてみたけど・・あれ?ウソだろ!?(゚Д゚;)

いつも聞きなれている「MIYAVI」や「ニッケルバック」の曲すら凄い音にメリハリが!!?(゚∀゚)アヒャ
80年代、90年代の歌謡曲とか永遠ループで何時間でも聴いてられるわw

もしかして、IPHONE SEってハイレゾ対応してんの?って思ってしまうほどいいね!

とにかく「ボーカルの声」が他の楽器に比べて明確に聞こえます(宇多田に限らず)

だから、宇多田ヒカルのアルバムはAAC形式のほうを購入する事に決定※値段が倍だしね(笑)
※売ってるハイレゾ音源が24bit/96kHzの時点でスペック足りなくてダウンエンコードされるしね(;´・ω・)

さっそくAmazonで買っちゃった(≧▽≦)テヘ

宇多田ヒカル 道

今回の楽曲は8年ぶりで宇多田もいい年、若い時のように人の心を震わせる「1/fの揺らぎ」は健在でありながら、曲ひとつ一つの歌詞が深いです。一人ひとりの人生観の違いとか、年相応の悩みとか、単純な男女の「会いたい・・でも会えない」・・いや、会いに行けよ!(# ゚Д゚)っていう棒女性アーティストとは違って、会えないのはわかってる・・でも気持ちは・・みたいな大人の女性の葛藤が凄く感じられるアルバムです。

似て非なるジャンルの椎名林檎さんとのfeatや一時期、悪の華というアニメのEDで注目を浴びた独特な語りのようなメッセージ色の強いアーティストともコラボしてて、やはり目の付け所が違うな~と聞いて損はないアルバムでした

オーディオオタとか、詳しい専門家から見れば、デフォのPCはサウンドカードじゃなくて、サウンドチップだからハイレゾイヤホンやヘッドホンを繋げた所で最高の再現性ではない・・とか、AVアンプとか調整チューナーを繋がないと意味ないって言われそうだけどね

そこまでやる気ねーし( ̄▽ ̄)

これは予想外!PS4のイヤホンマイクとしても活用できた!

PS4の純正イヤホンマイクの変わりに使えます
両耳イヤホンですが、ボイスチャット時は右側からのみの音声出力になるので片耳と変わらない感じ

でもスペアとして流用できるとわかってラッキー( ̄▽ ̄)
本来の用途とは違うんですけどね、これはこれでOK

使わない時は専用の収納ケースにしまっておけば場所も困らずw

専用収納ケース付き

ハイレゾではないけれど、ハイレゾ相当の周波数には対応しているし、何より、実際聴いて納得できる音質。PS4の純正イヤホンマイクが壊れたらスペアに使えるし、おまけにスマートフォンで聞いてる時に電話きたらハンズフリーもできる!この価格でも機能も音質もそこいらの安物イヤホンには負けてない印象で満足

それはもう、このイヤホンをきっかけに
初めて曲をダウンロード購入してしまうレベル(≧▽≦)宇多田だからだけどw

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自分の世界に没頭するためのハイレゾイヤホン DA108

dodocool ハイレゾイヤホン DA108

付属品はS/Lのイヤーピースと説明書、持ち運び専用のケース(デザインがdodocoolの量産型ケースとは違う)がついてます。ケーブルは絡みにくいきしめんケーブル。操作は首元のリモコンで、再生/停止・曲送り/曲戻し/SIRI(音声コントロール)といった簡易的な操作のみ。音量は接続先で調整します

きしめんケーブル 内耳イヤーフック

形状は内耳にゴムのイヤーフックで固定する感じですが、あまり奥に無理やり押し込まず、ちょっと隙間というか空間を持たせたほうがこのイヤホンの場合良く聞こえます(コツ)

さて、他のイヤホンはハイレゾとかそういう部分について、説明書では一切触れないものが多いのですが、このイヤホンはがっちり構造について説明してきてます

ハイレゾ 構造

  • Mylar thickness:チタニウム 6μ
  • Driver diameter(ドライバの直系):9mm
  • Frequency response(応答周波数):20~45000Hz
  • Nomarl impedance(抵抗):16Ω±20% at 1KHz
  • Nomarl power rating(定格電力):3mW
  • Maxium input power(最大入力電力):5mW
  • Output S.P.L(音圧レベル):100±4dB SPL at 1KHz with 126mVrms input
  • Distortion(ひずみ):3% Maximum(1KHz/1mW)

このスペックの凄さを・・身をもって体感しましたΣ(・ω・ノ)ノ!

全ての元曲が違う曲に聞こえるハイレゾイヤホン

正直、イヤホンのレビューは色々やってきましたが、また最高が塗り替えらえてしまいました。このイヤホンはつけた瞬間からやばい・・例えるなら

聴き飽きている曲が生まれ変わる!

今まで、細部まで聞き取れてなかった音が聞こえてきて・・こんなにいろんな楽器が演奏されていたのか!と思ったのはダフトパンクヾ(*´∀`*)ノプライムミュージック聴ける人は、ぜひこのイヤホンで「Digital LOVE」を聴いてください。懐かしいディスコテクノの中に、こんなにジャギジャギしたギターと、繊細なトランペットが鳴ってたのか!と(笑)

なんかこうわちゃわちゃドガスカ、ベースとドラムにまとまって聞こえてた音が、それぞれしっかりと弦をはじく音までしっかりと聞こえたので、今までダントツのイヤホンって感じました。他にもPC直差しでYoutubeでハイレゾ音源の動画を聞いてみるとぜんぜん違うのがわかります

これで音がとがると感じる人はこもった音に慣れてしまったんでしょうね。人間慣れてしまったものを正解と感じるものですから(;^ω^)でも、LIVE会場やカラオケ、スタジオとか生音に近づくほど、貫く感じになりますからね

過去、色々イヤホンレビューしてきた中で、これは壊れてもリピートするレベルでお気に入りになりました。やっぱ電力出力金属の伝導率抵抗調整有りの有線じゃないとこの音はだせないか(;´・ω・)

ハイレゾだとか、ハイレゾじゃないとか・・そんな事はどうでもいいくらい、まるでスタジオのアーティストの録音に立ち会っているかと錯覚するくらい、良い音で聴けます
※もちろん、イヤホンの中では・・という縛り付き(;^ω^)

音が段違いで変わる!生活の中に音楽が戻ってくる!ヾ(*´∀`*)ノオカエリ

これをこのイヤホンで聴いた瞬間、歌で癒されるってのを思い出した(ノД`)・゜・。心が洗われる
逆にイヤホンを外してスピーカーから流し瞬間、カーッ(゚Д゚≡゚д゚)、ペッ (゚Д゚;)ひど 

ちなみに3DSではゲーム音楽BGMやキャラのセリフまでもくっきりはっきり( ̄ー ̄)ニヤリ
これ、仕事用と任天堂スイッチの携帯モードの時使うようにしよう(笑)

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