HD振動が今後のスイッチの焦点。サードメーカーはHD振動対応のゲームを作るのが大変?仕組みを調べていくと、2012年にはすでにアプリ開発者向けにSDK配布されていた「HDハプティクス」ではないか?という情報を見つけたのでHDハプティクスについて詳しく調べてみた
HDハプティクスとは?
小型機器向けの振動フィードバック技術。従来のバイブレーションのような小型モーターの疑似的な振動ではなく、電圧により体積が変化するピエゾ素子を制御して振動させるという技術。
従来のモーターとは違い、反応が早い、より細かい波長や強さの表現ができるため、ピンポン玉と鉄球の感触の違いやさいころのコロコロ感の違いを疑似的に体感できる
ちなみに、ゲームではすでにSTEAMのコントローラーがHDハプティクスに対応しているらしい
ただし、ユーザーレビューを見るとどうも、設定が難しい模様。人によってはゲームにあわせて細かく微調整するのがめんどくさい!と嘆く人もいれば、完璧な設定をしたらゲーム体験が変わる!と、とことんカスタムする人もいうようで・・・結局はユーザーがゲームにあわせて振動を作っていく感じが否めないが・・
スイッチの場合は、ソフト側が合わせて作るため、おそらくそういう問題は起きない
注目すべき「HDリバーブ」という仕組み
この技術が凄いのは、HDリバーブという既存のコンテンツに対してもHD振動対応にできるという汎用性がある事。例えば、音の強弱を解析しそれにあわせて振動表現をするなど、後からあわせて行く事ができるので、音ゲーとかなり相性が良い。おそらく、Nintendo switchのジョイコンのHD振動は「HDハプティクス」なので期待大!
2012年の時点で開発環境が提供されているにも関わらず、タブレット以外、他のゲームハードで「HDはプティクス」を取り入れなかったのは、やはりスマホのソシャゲの勢いにまけてコンシューマー機が伸び悩んでいた時期というのもあるだろうし、ゲームの方向性の違いもあっただろうし~と思ったけれど、よくよく考えてみれば、この期間・・一切、他社ハードが販売されていない!
そしたら、次のハードを出そうとするメーカーにとってはかなりおいしい技術素材
PS4がVRを選ぶなら、任天堂はHDハプティクスを選んだ!・・みたいな(‘◇’)ゞ
ハードに「HDハプティクス」の仕組みが備わっていれば、それ専用に作られていないアプリケーションであっても、対応するという点。これは今後、Nintendo Switchに他のハードから移植作品を出したいサードメーカーにとってかなり助かる仕組みですよね。きっちりHD振動に対応して作らなくても、ゲームの音の強弱や衝撃などをHDリバーブで補えるって事だと思うし、後からアップデートでHD振動にきっちり対応させてくれてもいいし?w
[nlink u=”https://tanu3.xsrv.jp/afiri8/tanukichiboyaki/wiiu-zeruda-supura.html”]
また、そういった開発環境がサードソフトメーカーには提供されるだろうからかなり参入障壁が低くなってソフトが充実していくのでは?と想像できる。これは・・すでに発売したソフトの移植ラッシュあるできっと(;´・ω・)良いのか悪いのか・・
忘れちゃいけないIRモーションカメラ
ジョイコンのHD振動が「HDハプティクス」という電圧によって体積を変える素子により、触感から脳に錯覚を与えるような疑似体験を生み出す事ができる事はわかったけれど、ジョイコンはそれだけじゃなく、IRモーションカメラという技術も同時に搭載している
IRモーションカメラについてわかってる事は
- 物の状態を認識できる事(グー、チョキ、パー等)
- 物の距離をセンサーで計測できる事
これと上記のHD振動を組み合わせて楽しめるゲームを作れ!と生まれたのが、まずは「1&2Switch」というパーティゲーム(≧▽≦)これをきっかけにまたクリエイターの脳にインスピレーションは生まれるはずです
あれができるなら・・これもできるし・・それもできるなら・・アレもできんじゃね!?(゚Д゚;)(*_*)
その妄想がゲームを発展させていく、若きサードメーカーのクリエイターこそ、他社ハードにインディーズゲーム出してる場合じゃないよ?美麗な高画質グラフィックとか求められないし、純粋にゲーム性で勝負できるから、おいでよ!スイッチの森(・∀・)ニヤニヤ(゚Д゚;)某店長