これは便利で凄い!ゴーグルの中にヘッドホンがワンセットになった「LUPHIE 3DVRゴーグル」レビュー。環境によるメリットデメリットがはっきりしてるので検討する際はよく情報をみてね。少なくとも今までのVRゴーグルの中ではマイナス面を差し引いてもダントツの性能。LUPHIE VRゴーグル専用アイマスク情報を追記しました
※追記:ゴーグルを長持ちさせるアイテム情報を記事下に追加しました!
このページの目次
LUPHIE 3DVRゴーグル梱包内容
- ゴーグル本体
- 説明書
- レンズふき
この辺はどのゴーグルも梱包内容は一緒ですが、3DVRゴーグルも、もはや4台目となると、こちらのLUPHIE 3DVRゴーグルは外観から梱包ケースまでしっかりとしたもので驚きました
ちゃんと上下の白発砲スチロールで封されて、しかも内側はゴミがつかないようにちゃんとビニールに入ってるという・・いや、当たり前の事なんだけど、海外製品ってこの辺雑だからね(;^ω^)
LUPHIE 3DVRゴーグルの外観
ゴーグルの固定は頭にかぶるタイプの3点バンドですが、上面はやわらかクッションのヘッドパッドで付け心地も悪くないです。また上下左右のバンドの長さはマジックテープで調整ができます
サイドにはヘッドホンがついてるのが他の3DVRゴーグルとの大きな違い。スマーフォンを固定する場所にイヤホンジャックが内蔵されているのでそれを接続するとヘッドホン部分から音が鳴ります。またこのヘッドホンのイヤーパッドも柔らかく、中央は空洞になっているため、装着感も快適&周囲への音漏れなし!
どうしてPSVRはこの形状を取らなかったのか?
このアイデアがでなかったのか?と疑ってしまうほど、よくできた構造だと感じました
サイドのヘッドホン部分はゴーグル装着時に、耳の位置にあわせて位置をスライド調整できます。バンドの長さ、ヘッドホンのスライドで最適な位置に調整すると安定感があります
下側に音量調節つまみがあり、スマートフォンを外す事なく映像を見ながら音量を調整できます。また、つまみはボタンにもなっていて、Youtubeなどの動画再生時は再生/一時停止/次の動画へといった操作もできる他、電話がかかってきた時の受話ボタンとしても利用できます(音声はヘッドホンから)
- andoroidの場合:音量ボタン長押しでgoogle音声入力が起動します
- IPHONEの場合:siriが起動します
その他、アプリなどのゲーム用のボタンがついてます。このボタンの機工がアナログで笑ってしまう(笑)え、何?ボタンを押すと、画面を押すのかよ(゚Д゚;)でも、単純な発想でもよいアイデアですね。GoogleCorbordアプリなど一部決定ボタンなどを押す必要がある場合、こちらのボタンで操作できます
注意点:操作が利かない時のポイント
- 画面の固定が中央からずれるとボタンが正常に反応しなくなります
- 薄型スマホの場合、押さえつけが弱くとボタンが画面まで届かず反応しない
- スマホの前面より厚くなるスマホカバーの場合、ボタンが届かず動作しません ← これ注意
前後の画面距離で近視・遠視に対応、左右の眼球距離の適正・・は3DVRゴーグルでは当たり前の機能なので目新しいものではありません(というか、これないゴーグルは総じて問題外)
スマホ固定の方法は粘着でもバネではさむでも、押し付けでもなく、スライドレバー式を採用。角丸の角にスマホを固定して、横にスライドさせて中央固定した状態で挟みこむという方法はなかなかのアイデアです
ここまでは簡単な構造や機能の解説でしたが、以下が実際にテストしてみてわかった事です
いつもどおりテストはこの動画
いつもどおりテストはこの動画
LUPHIE 3DVRゴーグル 小さなスマホ(4インチ)には向かない
私がテストに使ったスマホはIPHONE SE(4インチ)とUMI MAX(5.5インチ)です
対応機種サイズが4.7インチ~となっていますが、固定はスライド式ではめ込むので、小さなスマホでも利用可能です(最小にすると4インチでも収まらないほど)・・ただ、実際に動画を再生して比較してみた所
小さいスマホでは、2160p(4K)の高画質であっても左右の焦点があわず
調整しても距離感というかピントがあわなかったです(自分の目で若干合わせに行く)
調整しても距離感というかピントがあわなかったです(自分の目で若干合わせに行く)
逆に5.5インチのほうは、1080pの動画しか再生できなかったにも関わらず・・
マジか、マジか!?(゚Д゚;)モトコノチチガメノマエニ・・
マジか、マジか!?(゚Д゚;)モトコノチチガメノマエニ・・
と思うほど、近距離が抜群にピントがあってました
正直、同じ動画でも「入り込み具合」がぜんぜん違うんですね(他3台でもここまではなかった・・)
縁が大きくないメガネならすっぽりと入ります。メガネをつけた状態でも、4インチはピントが合わず、5.5インチは視点距離を前に伸ばすとぴったりといった感じです。
この事から「大型のスマホ用に設計」されていると思うので
絶対に「4.7インチ以下のスマホ」にはおすすめしません。
絶対に「4.7インチ以下のスマホ」にはおすすめしません。
LUPHIE 3DVRゴーグル 近距離は強いが遠距離は弱い
画質が1080pだと4k動画に比べれば画質が劣るにも関わらず
「近距離感」といったら、とんでもなく鮮明です
「近距離感」といったら、とんでもなく鮮明です
まるで夢の中で「え?これ現実?(゚Д゚;)」と思ってしまう
「明晰夢に似た感覚」に襲われました(笑)
「明晰夢に似た感覚」に襲われました(笑)
ただ、逆に、視点を遠距離の風景に向けた時、ぼや~っと、二重に見えた事から
どうやらレンズの問題なのか「遠距離がピントが合いにくい」というのが難点。
どうやらレンズの問題なのか「遠距離がピントが合いにくい」というのが難点。
室内を壁や天井を見ながら探索するホラーゲームには相性が良いですが
遠距離を見渡す動きの早いアクションにはちと不向き
遠距離を見渡す動きの早いアクションにはちと不向き
LUPHIE 3DVRゴーグル ヘッドホンの音が良い!
イヤーパッド付き&中が空洞タイプのヘッドホンで、横からの締め付けもなく、耳に触れる部分のパッドは柔らかく、音は中央の空洞から鳴り、ゴーグルを外せば、周囲への音漏れがない事も確認しました。
音量調整もいちいち外す必要なく、ゴーグル下のスイッチで映像を見ながら調整もできるため
これは没頭感は半端ないです(゚∀゚)アヒャ
これは没頭感は半端ないです(゚∀゚)アヒャ
LUPHIE 3DVRゴーグル 特徴まとめ
この3DVRゴーグルは他の類似ゴーグルとは一線を画してますね。非常に新しい発想というか着目点がおもしろいので購入検討者のために以下にまとめます
- ヘッドパッド・イヤーパッドによる装着感抜群
- ヘッドホンがワンセットになった内蔵3.5mmイヤホンジャック付き(音漏れなし)
- スマホを外さず映像みながら音量調整/受話/動画の再生/停止機能
- いまいち反応が悪い(スマホによる)が決定操作できるボタン
- 4.7インチ以下のスマホには絶対おすすめしない(焦点距離・画面サイズの問題)
- 近距離に強く遠距離に弱いピント(レンズの問題?)
このゴーグルに会う理想のスマホは・・・4k(2160p)
もしくは4K相当にアップスケーリング再生可能な5.5インチ以上のスマートフォン
もしくは4K相当にアップスケーリング再生可能な5.5インチ以上のスマートフォン
現状は、4Kに対応してるVRコンテンツ自体が少ない(ほぼ動画を見るだけ)ので
とりあえず、サイズ的には「5.5インチ~6.2インチ未満」が最適といった感じでした
とりあえず、サイズ的には「5.5インチ~6.2インチ未満」が最適といった感じでした
でも頭にかぶる&イヤホンジャックでヘッドホンがワンセット!
どうしてPSVRがこの機構を採用しなかったのか謎・・(-ω-;)ウーン
どうしてPSVRがこの機構を採用しなかったのか謎・・(-ω-;)ウーン
LUPHIE VRゴーグル専用 アイマスクレビュー
ヘッドセットと肌が密着するスポンジ部分に通気性の良い衛生布のアイマスクを付ける事で、ゴーグルの革の部分が汗で劣化しないのでおすすめです
まとめて100枚セットなので1プレイ(1日)1枚ペースでもぜんぜんOK!他人の使ったゴーグルを使うのが衛生的にNGな潔癖症な人はこれをVR体験会場なんかにも持参するといいですよ
実際の利用法は、まず、一枚とって付属されているゴムを穴に通し適当に結びます
作成したアイマスク先に自分の顔に取り付けてからゴーグルをかぶってもいいのですが、おすすめは、ゴーグル側に先にとりつけて利用する方法です。結んだ輪っかをヘッドホン部分に通し、おでこと鼻の部分をフィットさせ、その状態でゴーグルをかぶると一発で収まるので簡単でずれにくいですよ
LUPHIEゴーグル用となっていますが、基本的には当て布なので、Gear VR Oculus Rift PlayStation VR HTC Viveを始め、その他のスマートフォンVRゴーグル用にも使えるくらいサイズに余裕があります