有線イヤホンなのにケーブルが着脱可能、他のイヤホンとは違うイヤーフックの取り付け方法、抜き差しで最も接触不良を起こす部位の強化・・などなどあらゆるトラブルシューティングに注力している有線イヤホン VANTRUE E1のレビューです
このページの目次
VANTRUE E1 有線イヤホン
- イヤホン本体/ケーブル着脱可能
- 説明書
- 交換用イヤーピース:S/M/L+スポンジ
- イヤーフック
- 専用収納ケース
VANTRUE E1の音質は低音、高音共に問題なく、この価格帯の有線イヤホンにしてはまずまず!でもこのイヤホンは音質よりも他の配慮がものすごく行き届いてるというか、さすがはドライブレコーダーメインで販売してる会社だな!というくらいトラブルシューティング対策がばっちりです
有線なのに着脱式でケーブル交換が可能
イヤホンのケーブルはとにかく断線のリスクがつきまといます。そのリスクを回避するためにケーブルの強度を上げる場合もあれば、最初からケーブルレスの無線式というスタンスもある中・・このイヤホンはなんと、有線接続が売りなのに、イヤホン本体部分とケーブルを切り離して部分交換できるという強みを持っています
このイヤホン本体だけを切り離し、ケーブルだけ交換する流れが今後主流になってくるのかは疑問ですが、わざわざ本体ワンセット買い替えしたくないというユーザーへの配慮でしょうね
交換用イヤーピースのバリエーションの豊富さ
最初についているMサイズのほかに、S/M/Lがそれぞれワンセットずつ、さらに耳が痛くなりにくいスポンジタイプのイヤーピースまで取り揃えています。(※スポンジタイプは歯切れの良い音になるイメージ 例:ズーン→ズン)
ケーブルを包み込むまったく新しいイヤーフック
今まで耳穴の内部から突っ張るタイプのものだったり、耳の形状を無視して規定のサイズでひっかけるタイプのイヤーフックが主流でしたが・・これはイヤホン業界に流行してほしい新しい発想です
切れ込みが入った中が空洞のチューブ状態になっているイヤーフック形状のゴムでケーブルを包み込み、使用者の耳に負担がかからない柔らかいイヤーフックとして使う事ができます。付け心地に関しては、ゴム自体がとてもふにゃふにゃなので、長時間つけていてもまったく痛くならないのが嬉しいポイント
長いケーブルをまとめるクリップ
実際に着けてみて気になったのは、ケーブルのたれ具合です。耳から耳、頭から頭と最短距離でケーブルを繋ぐ昨今の流行りとは違い、昔嫌煙されたケーブルが垂れるタイプです。しかし、ながら、ケーブルのみ交換するという強みを持っているので、長い部分はクリップでまとめるという形で対応した感じですね
ここが凄い!接触不良対策にコネクタグリップを強化
有線イヤホンで音の聞こえが悪くなったり、片方から音が鳴らなくなったとき、接続元のジャックのコネクタをぐりぐり回したりすると音がでたりしますよね。それは接触不良で起こる事ですが・・その接触不良が起きやすくなる原因は、ジャックの抜き差しによる負荷でコネクタ内部が損傷してしまう事にあります
3.5mmジャックから抜こうとしてなかなか抜けず、必要以上に力を入れる事ってありますよね。そこをピンポイントで対策してるのがこの頑丈なジャックコネクタのコーティングです。握るとわかりますが、爪を立てても傷つきません。
壊れにくく、壊れても部位交換できるイヤホン
結論から言えば、VANTRUE E1はトラブル対策の製品を作り出す会社から生まれたイヤホンだな~と思うくらい、事故対策がされています
- 事故(接触不良)が起きないようにジャックコネクタを強化
- 事故(ケーブル断線)が起きてもケーブルのみ交換できる
長く愛用してほしいという制作側の見えない配慮が隠されたそんなイヤホンですね
VANTRUEはドライブレコーダーを扱ってる会社ですので、もしドライブレコーダーにも興味があったらこちらの記事も読んでください