これだよこれ!この古めかしくも独特のゲームシステムのシェンムーの魅力をしっかりと引き継いだシェンムー3のプレイ感想
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シェンムーⅢはこれでいい!
序盤、冒頭はシェンムー2までプレイしてない人は一気に置いて行かれるので、その辺はネットで動画を探すなりしてあらすじを予習しましょう
まず驚いたのが・・え?これPS4?ドリームキャストの間違いじゃね?(;・∀・)と思ったけれど
徐々に見慣れてきて、うん、これPS4だね、よかった、安心した、クオリティに問題はなし
フリープレイの動きはもっさり感がある
街の移動や聞き込みなど、アクションがないフリープレイパートはアドベンチャー?というか動きはもっさりとしている
もちろん、シェンムーシリーズを知ってる人なら、こんなだったな(;^ω^)と許せる範囲だけど、昨今のぬるぬる全方位に動けるゲームに比べるとここは若干のストレスを感じる人もいるかも?
街の人や村の人の人相が笑わせにきている
主人公リョウとシェンファはシェンムーⅡの頃から変わってないから、逆にドリームキャスト感を引きずっているのだけど
それ以外の新顔のNPCたちの顔のPS4クオリティでのリアルな作り込みよ(笑)
いやいやいや、よくもそこまで変な顔のキャラクターを意図的に作ってるね、絶対笑わせにきてるでしょ!という個性豊かNPCの顔の造形
しかも、トークは無駄にドラマチックなカメラワークでカットシーンでいきなり変顔出てくるからこんなん笑うわw
充実しすぎなミニゲーム要素
序盤から、遊んでいきなよ、兄ちゃん!と声をかけてくる見るからにDQNな輩どもは、様々なミニゲームを遊ばせてくれる
お年玉:上から球を落として◎に入れば勝ち
サイコロ:2つの合計がおっさんより上なら勝ち
石投げ:バケツに入れれば景品ゲット
カメレース:選んだ亀をボタン操作で1位にすれば勝ち
これはまだまだ序盤の田舎町でこれなので、もっと都会に行けば違うミニゲームもありそうで楽しみだ
さらにガチャガチャ要素のぐるっぽは、ミニゲームかな?と思いきや、リョウが新しい技を身に着けるための秘伝書を手に入れるために
素材としてコンプリートしなければいけないという事で、絶対にプレイヤーは金を・・金をむしり取られるのだ( ;∀;)
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— TGAME-たぬちきん (@TGAMEtanuchikin) November 20, 2019
そして、お金がなくなったらなくなったで街の人の仕事をミニゲームで手伝いながら、その成果に応じた収入をゲットできる
巻き割りはタイミングよく真ん中を叩き割ると、ゾーンに入り時間の経過が少し遅くなり、さらにその状態で特定の条件を満たすと
さらに時間の経過が遅くなるため、一回のバイトでかなり多くの金額を稼ぐ事ができるのでやりこみ性があって楽しくプレイできる
武功館という修行と段位試験
このゲームの売りはなんといってもバトルパートなんだけど、今作はクンフーというパラメーターもある
ミニゲーム要素で修行をこなす事で体力や攻撃力、そしてクンフーのステータスを上げる事ができる
馬歩:指定のラインに姿勢を保つようにボタンでコントロール
寸拳:右と左が重なったタイミングでボタンを押す
散打:特定の技を練習しながら技の威力を上げる
試合では、道場の門下生とバトルを行い勝てば昇段していくシステムだが
バトルは間合いを取りながら技のコマンドを入力して戦う格闘ゲームなのだが
〇〇×や××□□など、コマンドがバーチャファイターのようでなかなか楽しい
そういえば、シェンムーってこんなゲームだったな~(∩´∀`)∩と懐かしさを感じた
腹減りシステムと食べ物の重要性
時間経過や行動すると徐々に体力が減っていく腹減りシステムがあり
体力が減っている状態だと、修行の効果も下がるなど行動への影響もある
実践バトルは複数同時を相手に!?
序盤のバトルでいきなり同時に2人を相手に戦った際、各技の間合いや繰り出すタイミングなど
なるほど・・適当にボタン連打で勝てるゲームじゃねーわ(;´・ω・)とやり込み性を確認
××□□で繰り出す旋風脚は威力も高くうまくいけば2回ヒットしてダウンも取れる・・しかし
外したり、ガードされると隙もでかく反撃されてしまう・・なら、ここは隙も小さく出だしも早い外門頂肘を・・と
素早く××△と、これもコマンドが頭に入ってないと繰り出せないため、ちゃんと散打で組手をして練習しておかないといけないのだ
そんな繰り出せる技はまだまだまだまだ!どんどん秘伝書が隠されているので、オラはワクワクすっぞ!(;゚∀゚)=3ハァハァ
シェンムーⅢ感想まとめ
ミニゲーム要素はただのサブかと思いきや、新たな技の秘伝書をゲットするために、ガチャガチャも全種類コンプリート、釣りや石投げなどのミニゲームもしっかりと景品を取らないといけない遊びつくす仕様がまたいい
RPG要素として、ちゃんとクンフーを積み、攻撃力や体力を上げるためにミニゲームの修行を行ってステータスを上げないと強敵とのバトルにも勝てない上に、技は適当にボタン連打してればいい訳ではなく
ひとつひとつの技にモーションや間合いがあり、それを繰り出すためのコマンドも複雑で、バトル中にタイミングよく相手にそれを放つためには、普段から散打という組手をしながら技の熟練度を上げる必要がある
それでいて、バトルは1対1が基本かと思いきや、1対2、1対3など複数とまとめて戦う事もあるため、対複数に有効な技を使うために、秘伝書の装備セットを任意で組み直したりと、バトルパートも実に充実している
さらに、聞き込みや人探しなどのアドベンチャーパートでの村人との会話については、ドラマチックにカメラカットが切り替わるため誰がどのシーンで何を言っているのかなどがすっと入ってきてわかりやすい
シェンムー3は正直、スルーしようかと思ったけど、個人的には買って正解でした(゚∀゚)イイネ
まず、シェンムー1、2をプレイしている人は、そのまま続きなので買って損はないです。それはそれは・・1と2のクオリティを越えるだけじゃなく新システムも豊富でやり込み性も高く、ミニゲームにも無駄がない!ので十数年の時を越えて待っていたシェンムーファンは絶対に物語を完結させるべき(笑)今後はDLCで追加シナリオになるからそうそう待たなくていいしね(゚∀゚)アヒャ
シェンムー3から始める人は、たぶんここ数年ではこの類は一切でてないと思う。龍が如くに似ていると思う人もいるかもしれないけど、あれとはまったく違うもっと幻想的でファンタジーな世界観なんだけど
バトルは往年のバーチャファイターベースな感じな格闘ゲームのようなコマンド式で、本当にセガサターンやドリームキャスト世代のおっさんほいほい仕様
つまり、おっさんにとってエモい仕様なので、シェンムーの遥かなる悠久の時を越えて、待たせたな!的な感動がない人は・・残念ながらこの感動は伝わらないんだろうな(ノД`)シクシク