ぱっと見、墓石?データセンター?いいえ、コンセントです!従来のマルチタップとは一線を引くデザイン性にインテリア小物として部屋に設置してもいいかもしれないが、実は実用的なスペックを持つ有能なタワー式のコンセント
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見た目はデータセンターか墓 なぜコンセントを縦にした?
見た目が凄まじすぎて一目見て惚れました(レビュー的にw)。マルチタップ、拡張コンセントにも様々な種類はあれど、基本的に丸型か長方形か、いかにスペースを工夫してコンセント穴やUSBポートをつけるか?という機能優先でデザインに差はなかったのに
これは真逆のまず見た目のデザインを決めてからの機能を配置しようか!という力技で生み出されてます。この形状はコンセントに必要か?という議論が巻き起こるレベル
意外とスペック・性能はちゃんとしている
お墓?データセンター?に見えるタワーデザイン重視かと思いきや、そこはやっぱりマルチタップコンセントな訳で、機能面も充実してるのが凄い所
定格2500W/15A 差込口は8口、USBポートは6口
コンセント差し込み口は8か所使えるようです。上下で4個ずつまとめられた独立したスイッチで省電力な使い方にも対応。USBポートも同様で6口、接続したデバイスにあわせたスマート充電で最大2.4A/5Vに対応
難燃性最高ランクの〈V0〉規格PC素材を採用
難燃性最高ランクの〈V0〉の素材を使ってるという事で、火災対策も考慮された設計。ここで気になるVOなんじゃ?という人のために豆知識
垂直に保持した試料の下端に 10秒間ガスバーナーの炎を接炎させる。燃焼が 30秒以内に止まったならば、さらに10秒間接炎させるという試験方法の元、燃えにくさを評価したランクの事でV-0は最高クラス「ほぼ燃えない・燃え広がる心配がない」という最高評価な訳です
よくある落ちてきたほこりとかで・・
あ~そうか(∩´∀`)∩なぜ縦のタワー式なのかわかったw
ほこりで発火しないためのタワー式コンセント
発火に対する燃えにくさについてこだわってるな~と思って調べてるうちに、なぜこのタワー式のデザインを採用したのか理解しました
コンセントが原因になる火事・火災というのは、ほこりやちりゴミなどがコンセントの穴にたまり、引火して発火するという、コンセントの性能や使い方が原因ではないケースが多いです。
でも形状・フォルムが長方形が一番合理的に使用口を増やせるため、工夫は穴カバーを取り付けるや使わない時はシャッター式にして穴を閉じるなど色々な対策がされてきましたが・・
そもそもが、そのひらべったい長方形というフォルムから離れるなら別のデザインが生まれてもおかしくない!そう考えるとコンセントを縦にして、穴を垂直にしてしまえば、そもそもほこりやゴミが使用口に溜まる事はない=引火の可能性は極端に減る!
それでも、尚、予想外の引火が起きた時、二次被害、三次被害を防ぐためにコンセント自体は引火させない!(VOランク素材)
あれ?(;´・ω・)最初、変なデザイン~wっていじるつもりだったのに、調べれば調べるほど、意味ある合理的な設計かもしれない